週刊Coelacanth

小川作文講座 http://ogawasakubun.blog.jp/

                        <お知らせ>
                        現在月一回の更新になっております。
                        毎月、中旬頃を予定しています。
                        過去の記事も見ていただければ幸いです。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

丸括弧

文章を書く際に、丸括弧を使いたくない時がある。自身の意識を表す時、自身の意識を乗せる時のものである。 その時の自分の意識の中に、少なからず、どこか逃げている様な側面を感じるのである。ただ、それは、根本的な部分における「逃げ」というものでは無…

一般的な議論の場について

共通言語という表面的に同質な手法を手に入れたことで、牛乳の様に良し悪しの関わらず一つの同じタンクに入れてしまい、平均化させてしまうのであろう。 考えを深めれば深めるほどに、相手は、それを理解できなくなる。同時に、一般的な議論では、説明と理解…

エネルギーの変換と意識の循環

何か一つの大きな物事を成した後というのは、あまり自身の中にあるものを発信しようという気にならないであろうか。 それは、自身の内在的な意識において、発信する姿勢が整っておらず、同時に、自身の行った物事に対しての内省であり、それらを含む展望に対…

季節という関係性

季節が移り変わっていくということ。冬や夏の前後に強く感じるものであろうか。冬や夏の始まりは、その寒さや暑さが徐々に到来することを憂鬱に感じる。ただ、それらが去っていくときに、暑さや寒さからの辛かったことを忘れ、私は、いつも寂しさを覚える。 …

手段であり、目的であり

貧乏揺すりというのも、自身の安定化に必死な表れの一つなのであろう。ただ、必死だからといって、全てが許されるわけではない。それは、真面目だから、良いというわけではないということにも言えるのであろう。 一つの評価軸における基準というものが、絶対…

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