週刊Coelacanth

小川作文講座 http://ogawasakubun.blog.jp/

                        <お知らせ>
                        現在月一回の更新になっております。
                        毎月、中旬頃を予定しています。
                        過去の記事も見ていただければ幸いです。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

考え続けるということ

その救おうとしている対象への行動。各々の中にある無意識の前提から、その行動の基準は作られているのであろう。そして、その前提は、どこのものが使われているのであろうか。自身のものか、世間のものか。 自分がその行動をしなければ、その愛する人は、不…

表現するということ、伝えるということ

今という時期であるのか、段階であるのか、伝えたいという言葉は、しっくりは来ない。表現という行為は、何かを伝えたいから行っているとは限らない。もちろん、伝えたいものがあるからこそ、表現している人は多いのであろう。ただ、伝えたいものが強烈にあ…

意識の熟成

通信技術とSNSの発達によって、発信が容易になり、かつ半無限の対象の可能性を持っている。疑問も、感情も、問い掛けも、答えも、反応も、それらの内の一つの情報は、自身の中を通り過ぎ、そこには多くを残していかない。 新鮮さは、一つの長所ではある。だ…

伝えたいという意識の大きさ

仲間という存在を求めている意識は確かにあるが、それは本質的には周囲を変えるというものではなく、探索と待望という形に表れる。 他者に対して特別に伝えたいことなど、持ち合わせてはいないのかもしれない。愚痴という、ただ聞いて欲しいだけのものはある…

無駄という意識自体への批評とは

何もしないという本来は、無駄とされている時間においてこそ、私の思考は、深まっていくのであろう。有意識下での思索だけでなく、無意識下での思索も必要であるということ。 ただ、それは平均の中において、認証されていない程度のものでもある。そして、そ…

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