週刊Coelacanth

小川作文講座 http://ogawasakubun.blog.jp/

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                        現在月一回の更新になっております。
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                        過去の記事も見ていただければ幸いです。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

仮面を付け替えるということ

人は、時々刻々と仮面を付け替えながら生きている。そして、その仮面のどれもが自分自身なのではなかろうか。ただ、同時に、どれもが自分自身ではないとも言える。 本物の自分とは、何なのか。有るとも言えるし、無いとも言える。幾つかの意識の集合体群にお…

自身における世間という要素への許容範囲

宮沢りえ、米倉涼子、浅田真央など。たまたまなのか、女性という観点では、共通している。 彼女達の雰囲気に対して酷く違和感を持つ時がある。嫌悪感に近いとも言えるかもしれない。若しくは、生理的に受け付けない感覚とも言えるのかもしれない。ちなみに、…

障害者という存在に関して

障害者という存在は、平均という枠の外側の人々の一種である。それを、平均という枠に納めようとすることで、現れる弊害の顕在化された一つの形とも言える。ただ、その作用も、自然な作用の一つとも言える。 身体障害に関しては、根本的には、平均と何ら変わ…

信頼

政治家の経歴詐称や芸能人の覚醒剤所持・使用などの事件の際に、「信頼していたのに、裏切られた。」というファンのコメントをよく耳にする。そして、世間は、「彼等は、信頼を失った。」と、認識するのであろう。 ただ、そもそも信頼という意識は、その様な…

憂鬱

我々が持つ感情の一つに憂鬱という状態がある。世間において、気持ちがふさぎ込み晴れないこととされ、あまり良い状態という認識ではない。むしろ、積極的に取り除くべき状態という認識であろうか。 例えば、平均以上に社交性がある者が、ふと、「私も一人の…

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