「目的」と「意味」について
どの存在においても、根本的には、目的も、意味も、無いとも言えるのであろう。同時に、何かしらの目的や意味が無ければ、そもそも、その存在自体が、存在できないとも言えるのであろう。
行動自体であり、無形も含めた存在における目的であり、意味。
それらの存在における、意味や目的を見い出すということは、一つの形容に過ぎないのではなかろうか。一つの意味や目的とは、その存在における、一つの関係性であり、その関係性における一つの側面なのではなかろうか。
有るのか、無いのか。無くても大丈夫なのかもしれない。見つけなくても大丈夫なのかもしれない。形容しなくても大丈夫なのかもしれない。逆に、有っては、ならないのかもしれない。
目的というものも、一つの存在ではある。目的という概念にも、目的があるのであろう。一つの思想という存在において、固有の思想がある様に。意味にも、意味がある様に。
そして、自我にも、自我があるのであろう。