週刊Coelacanth

小川作文講座 http://ogawasakubun.blog.jp/

                        <お知らせ>
                        現在月一回の更新になっております。
                        毎月、中旬頃を予定しています。
                        過去の記事も見ていただければ幸いです。

「目的」と「意味」について

 どの存在においても、根本的には、目的も、意味も、無いとも言えるのであろう。同時に、何かしらの目的や意味が無ければ、そもそも、その存在自体が、存在できないとも言えるのであろう。
 行動自体であり、無形も含めた存在における目的であり、意味。
 それらの存在における、意味や目的を見い出すということは、一つの形容に過ぎないのではなかろうか。一つの意味や目的とは、その存在における、一つの関係性であり、その関係性における一つの側面なのではなかろうか。
 有るのか、無いのか。無くても大丈夫なのかもしれない。見つけなくても大丈夫なのかもしれない。形容しなくても大丈夫なのかもしれない。逆に、有っては、ならないのかもしれない。
 目的というものも、一つの存在ではある。目的という概念にも、目的があるのであろう。一つの思想という存在において、固有の思想がある様に。意味にも、意味がある様に。
 そして、自我にも、自我があるのであろう。

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